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 疾風


 木漏れ日の差し込む森の一角。
 小鳥が一人の美女の周りを飛び回っている。

 彼女が指をかざすと、一羽の小鳥が舞い降りた。

 差し込む光と優しく微笑む美女、そして指に止まって鳴いている小鳥があいまって
非常に美しく、幻想的ですらある光景だった。



 ―――ぐぅぅううぅ~。



 そんな幻想的な時間を、突然、何処からともなく鳴った音が破る。
驚いた小鳥たちは、何処かに飛んで行ってしまう。


「ああ、いっちゃった~、美味しそうだったのになぁ。 な~んて、半分冗談だけど」


 ……幻想は、容易く現実の前に砕け散ったのであった。


「う~ん、お腹が減っちゃったな~。 途中で使い過ぎちゃったのはやっぱりまずかったか」

 力なく言葉を呟いた彼女は、フェイレンその人である。

 イェンに、第三皇女の話を聞いてうずうずしていた彼女は、とうとう書き置きを残して
都を目指して旅立ったのであった。

 試合で稼いだ金で、路銀は足りてる筈だった。

 しかし、彼女は計画性がまったくといっていい程なく、途中立ち寄った村や町で
散財してしまい、とうとう底をついてしまったのである。

「少なくなった金を増やそうと、賭け事をやったのがいけなかったか」

 はぁ~、なんて溜息をついた、その時!



 ―――そんな彼女の後ろから、突如、人影が飛び出してきた。



 素早く、彼女を取り囲んだその人影の正体は、この近くを縄張りにしている
野盗達である。

「あり金残らず置いてって貰おうか」

 とっくに気配に気づいていたフェイレンは、特に驚いた風でもなく彼らを見つめてたが
獲物を前にして、興奮してる男達は気が付かない。

「ん? ほぉ~、よくみりゃ結構な美人じゃねぇか」
「こんな所で寂しく座ってないで、俺達と来いよ」


 などと、ニヤニヤしながら下世話な言葉使いで彼女に喋りかける男達。

 フェイレンは、どうしてこういう連中って、みんな似たような話し方するんだろう? などと思いながら
ニヤリと、不敵な笑みを魅せる。

「鴨がネギをしょってきた、って感じね」
「はぁ?」

 男達にとって不幸だったのは、彼女がただの美人ではなかった、という事だろう。



 
 この後、彼らの情けない悲鳴が森に木霊したのは言うまでもない――






 ―――ここは、付近の野盗達が根城にしている洞窟の前。



 見張りの男があくびをしていると、いきなり目の前に黒い影が突風の如く現れた。


 あっ、と言うまでもなく、影は懐に飛び込んできており、男が衝撃を感じた時と
意識が落ちていったのは、ほぼ同時だった。


「とりあえずは、一人。 後、十人ぐらいだっけ~? まあ、アイツが言っていた事が本当なら、だけど」


 路銀が底をついて、色々思案したあげく、フェイレンが思いついたのが
野盗狩りであった。

 適当に森をぶらぶらしてれば、飛んでに入る夏の虫の如く自分に群がってくるだろう
と、踏んだのだが、思いの外上手くいったのである。

 まんまとそれに引っかかった間抜けな野盗の一人を、優しく丁寧に尋問して潜伏場所と
仲間の人数を吐かせたフェイレンは情報をもとに、彼らのアジトにやってきた訳だが…。

「なっ?! なんだてめぇ!!」
「あちゃ~、見つかっちゃったか。 ま、この方が手間がないか」

 洞窟の入り口から出てきた男に見つかってしまうが、彼女に慌てる素振りはない。

 騒ぎを聞きつけ、洞窟からぞろぞろと野盗達が出てくる。

「あ~? 官憲かと思えば、女じゃねぇか」
「油断するな、こいつ見張りを倒してるぞ」
「みとれて惚けてたんだろ?」


 そんな事を言い合いながら野盗達は、フェイレンの周囲を囲む。

 最後に、戦斧を持った巨漢の男が洞窟からぬぅっと出てくる。
 この野盗達の頭領、ワンである。

「官憲や役人って感じじゃねぇな。 何者だ?」
「悪党に名乗る義理はないわね」
「…ふん、格好つけたことを、後悔するぞ?」

 ワンは、怒気のこもった低い声を出す。

「野郎共、可愛がってやれ!」
「応っ!」

 囲んでた男達が一斉に襲いかかろうとした
その瞬間、フェイレンの体が沈み込む。



 ――突如、旋風が巻き起こった。



 槍を手に疾走する彼女の髪が、流星のように舞い始める。

 全ての攻撃を紙一重で躱し、弾き、いなしながら縦横無尽に躍動するフェイレン
誰も止めることができなかった。



 ―――風を捉えることなど何者にも出来はしない。



 男達は一矢報いる事もなく、次々と倒されていく。



 ――――それは、にわかに起こった一陣の風に薙ぎ倒されるが如く、であった。



「なっ?!」


 瞬く間に倒されていく男達を、呆然と見ていたワンの前に
いつのまにか、笑顔で立っているフェイレンが居た。

「ごめんね~、路銀がたりなくてさ。 とりあえず寝てて」
「ぐ、貴様!」

 苦し紛れに放った大振りな戦斧が、フェイレンに当たるはずもなく、虚しく空を切る。
 隙だらけの足下を払われ、体勢を崩したその顎下に鋭く石突がめり込み、ワンの意識を奪う。


「ま、こんなものかな」


 倒れ伏した野盗達を見ながら、フェイレンは一息をついた。


「さて、どうしようか。 お宝を奪うもよし、役人に突き出して報奨金を貰うってのもいいわよね~」



 しかし、そんな彼女の背後に、別の気配が近づいていた―――。


 次章に続く。 【後書き】
どうも最近、FC2ブログの不具合なのか拍手をクリックしても拍手画面が表示されなかったり
いくつかの巡回さんのブログが開けなかったり、やたらに重かったりと
機能を色々つけるより、安定優先にして貰いたいものだ、と思ったT×2です。
(月300円ぐらいの有料サービスでもいいから、安定した環境がほしいですね)

閑話休題

さて、ゆっくり休んでるべきな状態かもですが、只休んでいるというのもアレだったので
フェイレン物語前夜 第二章を書き上げてみました。


疾風の如く、野盗を退治したフェイレンの背後に現れた気配とは?


では、引き続き、フェイレン物語前夜をお楽しみに♪


【追記】
本文を修正しました(2008/02/04付)


記事が何故か、何回か更新する前に戻ってたので
修正しました(2008/02/05付)


次章公開は20日までには行う予定です。
体調がイマイチ気味なので、最終章公開は、三月中旬頃になる可能性があります。

本文・追記を小修正し、さらに追記に予定を付け加えました(2008/02/08付)

テーマ : ゲーム製作 関連 - ジャンル : ゲーム

 

コメント

こんばんは、チハです。
FC2ブログ、調子悪いですよね。
ううん…

第二章きましたね。
フェイレン、相変わらず強い。
ライバルキャラの存在がいるのであれば
強キャラ同士の戦闘シーン、気になります。

次回、楽しみにしています。では。

チハさん、ご訪問&コメントありがとうございます♪

こんばんは(ペコリ)

>FC2ブログ、調子悪いですよね。
コメントより気軽に出来るので、拍手クリックは、わりかしよく使うのですが
最近押しても、拍手画面が表示されないので困ってます。

>フェイレン、相変わらず強い。
第一章から、今回の第二章まで
格下が相手でしたので、まだまだ余裕がある感じですね。

>次回、楽しみにしています。
感想コメントは、やる気の源です。
心より感謝致します。

どうも、ありがとうございます。

【追記】
コメントを修正しました。

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