dff_jp クリック募金


Blog translation.(ブログ翻訳)


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Moon Phases

CURRENT MOON


カテゴリー


最近の記事


プロフィール

T×2

Author:T×2
諸魚無常(誤字にあらず)IN FC2へ、ようこそ♪
表示されてるキャラは、『皆集萌え』にいた頃のメディン
『シズお嬢様』です♪
(現在は、当ブログの看板娘、という設定にしております)
当ブログはリンクフリーですので、お気軽にどうぞ~。


最近のコメント


三賢者物語 物語前夜ガイド DLsiteアフィリンク

三賢者物語 物語前夜ガイド


月別アーカイブ


天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター


忍者カウンター


メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


ブロとも申請フォーム


ブロとも一覧


■ ブログ名:◆ あめ のち ゆき  ◆

■ ブログ名:燈利天のごはん屋さん

■ ブログ名:あさみやの落書き部屋

■ ブログ名:たなぎねこ

■ ブログ名:Aiuto!の穴

■ ブログ名:~ケルズの書~

■ ブログ名:チハノヂ有リ。

■ ブログ名:CLT日記

■ ブログ名:とどのつまりはマイペース

■ ブログ名:Lucy game [一般人のゲーム日記]

■ ブログ名:ハナアノレキ

■ ブログ名:還壌祈請-キジョウキセイ-

■ ブログ名:私の好きなこと♪

■ ブログ名:Magical×Little不定期日誌

■ ブログ名:Magical-Magnetic Studio

■ ブログ名:音楽を肴に一日一枚生活

■ ブログ名:アタルヴァ・ヴェーダ

■ ブログ名:絵日記(?)っぽい雑記

■ ブログ名:A*ttic

表現規制反対!ブログパーツ


にほんブログ村バナー


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 風撃槍



 ――突如、フェイレンの後方から殺気が放たれた。



 反射的に横に身を退いた瞬間、が頬の側面を掠める。

 続けて接近してくる気配に、フェイレンは前方に跳躍し身をひねりながら
後方の、殺気を放ってきた相手を視認する。

 相手は、フェイレンが前方に飛ぶのとほぼ同時に、追撃を加えるために
彼女に迫ってきていた。


(…疾いっ!)


 剣による一撃を受け止め、払いながら
さらに後ろに大きく跳躍する。

 自らが得意とする間合いを取ろうとしての行動であった。

 無論、相手もそれを承知して、距離を取らせないよう詰めて
くるだろうと身構えたが、何故か相手は近づいてこない。

 怪訝に思いながらも、相手の顔を見る。


 (あれ? この顔何処かで??)


 などと、彼女が記憶を探っていると…。


「隙だらけだぞ、フェイレン。 クンフーが足りてないんじゃないか?」
「…ひょっとして、ミンレイ?」


 名を呼ばれた相手は、相好を崩す。


「久しぶりだな」
「……久しぶりの再会でまさか、いきなり剣を突きつけられるとは思わなかったわ」
「ははは、そう言うな。 あんまりに隙だらけな背後をみせた、お前がわるい」


 やや複雑そうな表情のフェイレンと、好対照に満面の笑顔を浮かべる
ミンレイ

 かつての友人との再会は、派手好きのフェイレンに相応しいモノとなったのだった。


「随分な挨拶じゃない。 …それはそうと、なんでこんな所に?」
「それはこちらのセリフだぞ。 この近くに野盗がたむろしてる、と言うんで、よし
討伐してやろうと思ったら、まさかお前に出くわすとはな」

「……相変わらず、豪快な性格ね」


 ミンレイの漢らしいセリフに、はぁ~、などと溜息をつきながらも
フェイレンの表情は、何処か嬉しそうだった。


「しかし、何年ぶりかな? まあ、めでたい再会だ。 近くの酒場で乾杯でもしようじゃないか」
「そうね。 でも、その前に、こいつらを役人に引き渡さないといけないから手伝って」
「ふむ、いいだろう」


 野盗が居たアジトから縄を持ってきた二人は、手際よく縛り上げ
近くの町の役場に連れて行った―――






 ―――報奨金を手にしたフェイレンは、酒を酌み交わそう!
などと言うミンレイと一緒に、酒場にやってきていた。



 美人が二人もそろうとがある。

 酒場の視線を独占していたのだが、野盗を退治した凄腕の使い手という噂が
すでに広まったせいか、彼女たちに声をかける者はいなかった。


「そう言えば、聞いたぞ。 ロンシェン一の美人で、えらく腕の立つ槍主との噂じゃないか」
「わたしも聞いたわ。 女だてらに将官に抜擢された凄腕の剣主、ってね」


 お互いニヤリと笑い合う。
 気のおけない友人という言葉がぴったりの二人である。


「しかし、なんでまたこんな所にきたんだ? ひょっとして、風撃槍の主選定の儀か?」
「ええ、そうよ。 なんか気が向いたので、ね」
「嘘をつけ。 お前が宝貝になど興味を持つはずがなかろう
さては、第三皇女のフェイン様が目当てだな?」

「…鋭いじゃない」
「ふん、何年の付き合いだと思ってる。 というか、相変わらず美少女好きなところは
変わってないとみえる」

「貴女も、その言葉使い、宮仕えになっても変わらなかったようね」
「むっ、それは言わない約束だろう」
「あはは、ごめんごめん。 でも、ミンレイってばホント変わってないわね。可愛いわ」
「――なっ!? いきなり何を言うんだ、こんな所で!」
「あら、かつての恋人に随分と冷たい物言いじゃない?」


 恋人という言葉に、耳まで赤くなるミンレイ


「あ、あれはだな。 若さ故の過ちというか…」


 ごにょごにょとつぶやく彼女を見て、さも悲しそうにフェイレンが言う。


「そんな言い方、傷つくなぁ~。 …あんなに愛し合った日々を過ちと言うの?」
「うっ」


 しどろもどろになる彼女を、ニヤニヤしながら言葉責めにする。



「ど、どちらにしろ、女同士の付き合いは恋人とは言えん!」
「あら、それは何故かしら?」
「常識だろう!?」
「そんなもの、時代と共に変わっていくモノよ」



「――変わってたまるかっ!!」



 実に、見事なツッコミっぷりである。



「ふふ、やっぱりミンレイってからかい甲斐があるわね」
「せっかく、忠告をしてやろうと思ったのだが、やめた」
「ごめん、謝る。 で、忠告ってなに?」


 あまり反省していなさそうなフェイレンに、ぶつぶつと、文句を言いながらも
人の良いミンレイは続きを口にする。


「皇帝がフェイン様を溺愛してるのは知ってるな? あの方を泣かせたら命はないぞ
やめとけ」

「泣かすつもりはないわ。 愛でるつもりはあるけど」
「どこまでも自分に正直なヤツめ…。 はぁ~、やっぱり忠告しても無駄だったようだな」
「まぁ~ね~。 でも、ありがと、心配してくれて嬉しいわ」
「ふん、忠告はしたからな?」


 何故かニヤリと、含みを持たせるような言い方をするミンレイ
 しかし、ほろ酔い気分フェイレンはさほど気に留めなかった。


「そういえば、風撃槍選定の儀、ミンレイは挑まなかったの?」
「いや、私も昨年、勝ち抜いて手にしてみたが選ばれなかったようでな」
「貴女が選ばれないなんて、風撃槍の伝説って眉唾物なんじゃない? …只の槍だったりして」
「失礼な事を言うな。 皇帝の祖がそれを使い、国を統一したという代物だぞ?」
「伝説って、尾ひれがつくものだしね~。 ここ数百年槍主が見つからないって話だし
にわかには信じがたいわね」



 いささか、胡散臭そうに言うフェイレン


「いや、確かに、何か他の槍と違う感じがしたよ。 まあ、お前も勝ち進めばわかることだが」
「簡単に言ってくれるじゃない。 今年は特に強者が揃いそうなんだけど」
「それがだな、今年は勝利規定が変わったのだ」
「勝利規定?」
「うむ、少しでも血を流させた方が勝ち、だ」
「…なるほど、俊敏さと速さが求められるワケか」
「その通り。 豹のようなしなやかで素早い動きが出来るお前にとって、有利だろう?」
「せめて、ネコと言って欲しいわね。 後は、リーチがあり鋭利な武器が有利になる、か」
「今までのやり方では、主が見つからないので、古文書を参考にしたらしい。
風撃槍の伝承に、その身、誰よりも速く、風の如しとあってな」

「ふ~ん」


 いまいち興味の薄いフェイレンは、気のない返事をする。


「そうそう、これを渡しておこう」
「?」
「馬を借りることが出来る割り符だ。 徒歩だと、まだお前は散財しかねんからな」
「ふふ、何から何までありがとう。 やっぱり持つべきは友ね」


 ―――その後、昔話などを肴に、ひとしきり酒を酌み交わした後
夜更けに酒屋を出た。



「なかなか楽しい時間だったよ」
「わたしも楽しかったわ」
「これでも公務で忙しい身でね。 またな」
「ええ、またね」



 ―――都で、また会おう。



 颯爽と立ち去って行くフェイレンに向かって、ミンレイはくすりと笑うと

彼女に聞こえないぐらいの大きさで呟いた―――




 次章に続く。  【後書き】
 二十日公開予定だった、フェイレン物語前夜 第三章を公開します。

 今回は、セリフが多めな分、フェイレンというキャラクターが
どういうキャラか分かり易くなってるかも、と思ったりしました。

 表現方法については、まだ手探り状態なので、後で変える可能性もありますし
物語前夜をゲームに組み込むことになった場合は、また別のやり方で
やるかもしれません。

 そこら辺は、今後とも、臨機応変にやっていきたいと思っております。

 次章公開予定日は、まだ未定ですが、引き続き、フェイレン物語前夜
楽しんで頂ければ幸いです。


【お知らせ】
フェイレン物語前夜は現在、第一章~第三章まで公開中です。

右のカテゴリーから、三賢者物語企画をクリックすれば
現在まで公開されてる情報にアクセスできますので
興味があれば、御覧になってみて下さい。

また、現在公開中のモノは、後で大幅に修正・変更される可能性があります。
(キャラそのものと、話の大筋は変わらないと思いますが)

【追記】
本文を一部修正しました(2008/02/17付)

さらに、本文を修正・追記し、お知らせを追加しました。

拍手クリックを頂きました、どうもありがとうございました(2008/02/17付)

一部、名称を改めました。

宝具→宝貝

実のところ、封神演義の名称をイメージしてたんですが
どうも、Fateの宝具と同じ字だと勘違いしてたようです(汗
(2008/02/18付)

本文の一部を修正してみました(2008/02/21付)

テーマ : ゲーム製作 関連 - ジャンル : ゲーム

 

コメント

T×2さん、こんばんは
三賢者物語 フェイレン物語前夜の続き
楽しみにしてました。

新キャラ『ミンレイ』
将官という設定と、なんとなく、男装の麗人をおもわせる雰囲気が
(…あ、勝手な妄想なので、気にしないでください。)
すごく良いです。

次章…
モニターの前で、色々と想像してしまいます。
えと
お体に無理のないよう
制作がんばってください。では。

チハさん、こんばんは(ペコリ)

いつも、ご訪問&コメントありがとうございます!

>三賢者物語 フェイレン物語前夜の続き
>楽しみにしてました。
楽しみにして頂けて、光栄です。

>男装の麗人
男装ではないんですが、髪の長さは短めの美人だったりします。

性格的に、豪快な所があり
漢と書いて、おとこと呼びたい女性ですね。

女傑、という言葉が相応しいかもしれません。

>すごく良いです。
気に入って頂けて、嬉しいです。

自分のキャラを気に入って頂けると
作者冥利に尽きます♪

>次章…
また、調子がどうなるか分からない感じですが
そんなに間を置かないように、努力したいと思ってます。

>お体に無理のないよう
>制作がんばってください。では。
いつも、暖かいお言葉と、応援メッセージを
ありがとうございます。

励みの源になってて、ほんと助かってます。

これからも、どうぞ、よろしくお願いしますね♪

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。