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フェイレン VS ハーン




 決着


 試合の場に、二人が立ち並ぶ。

 決勝まで勝ち進んできたのは、槍使いのフェイレンと、棍使いのハーンである。


 ――棍主ハーン


 その力量が非凡であることは、彼が扱う武器からして知れるというモノだ。


 今回の、選定の儀に追加された勝利規定からすると、棍は著しく不利な武器といえたが
ハーンは、その不利をモノともせず勝ち進んできたからだ。

 達人とは、立ち居振る舞いからして違うモノ。
 ハーンには同年代の若者にはない、身に纏う雰囲気からして既に相手を制するところがあった。

 しかし、フェイレンもさるもの。
 ハーンから、静かに発されている闘気を、柳のように涼やかに受け流している。



 ―――双方、武器を構えると、試合開始の銅鑼がなった。



 試合開始と同時に、両雄は激突する。

 正面から素早い突きを放つハーン
 それをかわしながら、フェイレンは槍を横薙ぎに払う。

 右から左に弧を描いて打ち込まれた一撃を、ハーンは身を引いてかわすと同時に
フェイレンの左側面に打ち込む。


「やりますね」
「貴方こそ」


 激しい攻防の後、磁石が反発するかのように
両者はパッと離れる。


 初撃で、互いの力量が近接してることを知ったハーン
遠慮は無用とばかりに、素早い連撃を繰り出してきた。


 上段への打ち下ろし、中段への突き、下段への払いの三連撃である。


 フェイレンは、二撃までをかわし、最後の払いを防御すると同時に
即座に切り返すが、立てた棍で受け止められる。


 双方の武器のリーチはほぼ互角。


 速さではフェイレンに分があるが、一撃一撃の重さではハーンの方に分がある。
長引けば、不利になるのはフェイレンの方だといえるだろう。


 ハーンは棍を構えなおす。
 その構えには、およそ隙がない。


 後手に回っていては埒が明かない、と判断したフェイレンは攻勢に転じた。
 素早い突きを繰り出しながら、一気呵成に攻めたてる。

 その勢いは瀑布の如きであった。

 凌ぎきれず、後方に飛び退くハーンを逃がすまいと
豹の如き俊敏な動きで、追いすがるフェイレン


 しかし、それこそがハーンの思惑通りの展開だった。


 いったん後退すると見せかけて、フェイレンの前進に合わせるかの如く
恐るべき速さで懐に踏み込み、フェイレンの脇腹を打つ。

 咄嗟に勢いを殺して身を引いてみたものの、かわしきれる筈もなく
一撃を食らってしまっていた。


「ッ!!」


 思わず、呻きそうになる程のダメージを受けたフェイレンに、とどめとばかりに鋭い突きが見舞われた!


 しかし、猫の如き柔軟さで、後転しながらこれをかわすフェイレン



 ―― 一連の凄まじい攻防に、沸き立つ観客の上げる声が天を突くように高まる。



 フェイレンは、さらに後方に大きく飛び退き着地するが、脇腹の痛みが効いてるのか
表情に苦痛の色が混じっている。


「素晴らしい程しなやかな動きですね。 今の一撃で終わると思ったのですが」
「そう簡単に落ちる女とは思わないでほしいわね」


 そう言うと、ウィンクを放つ。
 もっとも、それはやせ我慢と時間稼ぎの色合いが強いようだ。

 
 相手が詰め寄ろうとするそのわずかの間に、自らの状態を確認する。


(たった一撃貰っただけでこのダメージ、か、でもまだ戦えない程じゃないわね)


 しかし、フェイレンが回復する間を許すはずもなく
さらなる、攻勢に打って出るハーン

 左側面から打ち込まれた棍を防ぐ、が、今まで以上にしなった棍が
したたかに、フェイレンの左腕を打つ!

 咄嗟に払いを繰り出し、それと同時に後方に飛び去る。


 鈍い痛み


 見ると、フェイレンの左上腕は赤く腫れていた。

 出血をともなった攻撃ではないが、ハーンの攻撃は
ジワジワ、フェイレンにダメージを与えていく。


 明らかに、消耗させる事が狙いのようだった。


 受けてばかりでは、このまま押し切られると判断したフェイレン
攻撃は最大の防御とばかりに、突きの弾幕を張る。


 素早く、矢継ぎ早に繰り出される突きに、ハーンの前進が止まった。


 その隙を機と見たフェイレンは、上段へ神速の突きを放つ!

 とっさに、仰け反りながら、かわしたが更に中段への連撃がくる。
 これを左に飛ぶことで、連撃から逃れようとする。

 その着地時点を狙って、さらにフェイレンの横薙ぎの払いが襲う。
 棍を地面に立ててそれを受けるハーン


 いくら速いとはいえ、一度見た技を食らう程、ハーンは甘くはない。

 
 だが、途端場での強さはフェイレンの方が上だったようだ。
 そのままコマのように回転を始め、下段に三連払いを放つ。

 凌ぎきれずに上空に飛び退いたハーンを追いすがるように
下から上へ、弧を描くが如く切り上げる。


 わずかに届かないと思われた、その時、フェイレンが驚くべき行動にでた。
 切り上げながら槍を掴んだ手を離し、槍を宙に放ったのである!

 まだ空中にいたハーンはかわしきれず、太ももに槍が突き刺さり
その所為で着地が乱れ、もんどり打つ。


 此処までの試合中、一度もフェイレンは槍を投げたことがなかったことが
ハーンのミスリードを誘い、咄嗟の判断を誤らせたのだった。


 そう、試合とは、直接対戦する前から既に始まっているモノなのである。


 倒れたハーンに、手を差し伸べるフェイレン

「勝負とはいえ、ごめんね。 さすがに手加減できなかったわ」
「いえ、自分がまだ未熟だった、ということです。 おめでとうございます」
「…格好つけすぎよ」


 勝者となっても驕ることのないフェイレンと、敗者になっても潔いハーンの態度に
観客から暖かい声援が飛び交った。



 ―――かくして、風撃槍選定の儀の勝者は決まったのであった。


 次章に続く。 【後書き】

ということで、とうとう決着がつきました。
フェイレン物語前夜もいよいよ、終盤にさしかかっております。

この記事を投稿して、それほど間を置かず
次章、『風撃槍の主』の話が続きます。

時間的に、ギリギリなので、ちょくちょく修正をしなけらば
なりませんので、できるなら明日見た方が、見やすいかも?(爆)

とりあえず、これからブログ上で見やすく編集した後、余裕があれば
『風撃槍の主』も、公開します。

では、次章もお楽しみに♪

【追記】

タイトルと本文、ジャンル等を修正しました(2008/03/18付)
本文とサブタイトル、及び台詞等を修正しました(2008/03/18付)

全般的に、細かい修正・変更を加えてみました(2008/03/19付)

本文を、修正・変更しました(2008/03/21付)

さらに本文に、修正・追記を加えました(2008/03/22付)

チハさんから頂いた挿絵をアップしました(2008/05/07付)

テーマ : ゲーム製作 関連 - ジャンル : ゲーム

 

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