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- 繁华街 -


 フェイレンの心情を思って、姉弟子やその親御さんは
いろいろ気を使ってくれるようになったが
逆に、それが苦痛になってきて、いたたまれなくなった彼女は
しばらくして、行くあてはないけど、ここを出ようと考え
書き置きを残して、家を出た。

 満月の明かりが綺麗な夜であったが
そのことは、絶望の淵にあるフェイレンには
なんの慰めにもならなかった。


 あてどなく、街をふらふらと
歩いて行く。

 まだ夜も始まったばかりなせいか、灯籠(タンロン)の明かりがいたるところにあり
家族連れや、男女で並んで散策をする姿なども見かけ
その度に、彼女の胸は締め付けられた。


 どれほどの時間そうして、歩いていたのか
気が付くと、賑やかだった場所の外れにきていた。

 自分は一体、何をしているんだろう? と
答えのない自問自答などを繰り返していると…。

 「ようよう、姉ちゃんよ~。 一緒に、遊ぼうぜ~」
 「お前、だいぶ酔ってんな。 どう見ても、子供だぜ」
 「子供は子供で楽しみようはある」

 どうも、酔っぱらいらしき、ゴロツキにからまれてるらしい、と
気づいた彼女は、踵を返して、来た道を戻ろうとしたが
男達は、彼女の行く手を遮る。

 「へへへ、よく見りゃ綺麗な面してんじゃねぇか」
 「確かに。 こりゃ、楽しめそうだな」
 「嬢ちゃん、大人の遊びを教えてやるよ」

 酒の匂いをプンプンさせて厭らしく話しかけてきて
ただでさえ気持ち悪く不快になっていたのに、事もあろうに
卑猥なことを囃し立ててきて、嫌悪感もあってか不意に強い憤りにかられた。

 その為、肩に置かれた手を、反射的にはたき落としてしまった。

 「わたしに触らないで下さい」
 「いって~、このガキが~。 なにしやがる!!」

 小娘と思っていた子供が、生意気な態度をとったので
酔っぱらい達は、色めき立つ。

 殺気立った男達の態度に、フェイレンは自然と構えの姿勢をとっていた。

 「ああ? こいつ、なんか武術でもやってんのか?」
 「それで、この態度か。 大人の怖さってやつを教えてやらないといけないようだな」
 「今すぐ謝れば、半殺しは勘弁してやるぜ」

 「…」

 フェイレンは、無表情で、ただ構えをとるのみだった。

 「ちっ、ほんとに生意気なガキだ」
 「おーし、俺がやるぜ」

 三人の中では、ガタイのいい男が前に進みでる。

 「武術か何かしらんが、ちょっとかじったくらいで大人の男に楯突くとどうなるか
その身にわからせてやるよ、ぐへへへ」
 「……」

 数瞬の睨みあいの後、ぐっと飛び出て自分の顔面に向かって放たれる拳を
するりと屈んで躱し、直後の起き上がりにあわせ
男の顎に、掌底打ちを食らわした。

 まったく、これを予期するところか、その動きをはっきり見ることもできなかった男は
容易く、意識をもがれ、地にふせた。

 これを見て、驚いたのは残された二人の男だ。

 「な!?」
 「い、一撃だと?!」

 「…またやりますか?」

 無表情で構えを崩さず、そのようなことをつぶやく小娘と侮った相手を
しかし、彼らは先程と同様には見れない。

 「ふ、二人がかりでやるぞ」
 「お、おう!」

 酔いが冷めたがごとく、すばやく、フェイレンの前後に
移動した男達に対し、しかし、彼女はなんら動揺することはなかった。

(二人共、武術を嗜んでるって感じではない。 武器も持ってないし、倒すのは難しくない)

 すぐに、二人して、前後から襲ってきたが
フェイレンは、まず、後ろに飛ぶように移動しながら
振り返りざま、横蹴りで吹っ飛ばし
その後、すぐに前進して、向かってきていた男に
飛び膝蹴りを食らわし、よろけたところに、肘打ちを放ち意識を奪った。

 横蹴りでぶっ飛ばされた男が起き上がったときには
もう一人の男の意識は既になく、この男は小娘相手に戦慄を覚えた。

 最後の一人の意識を刈ろうと、向かってくるフェイレンを見て恐怖を極めた男は
あろうことか、情けない叫びを発した。

 「か、金ならやるから、勘弁してくれ~!」

 そういうと、懐から財布を投げ捨て
その場を、脱兎のごとく逃げ出していった。


 「……」

 そのあまりのみっともなさに、失笑してしまったフェイレンだったが
不思議と、少しだけ気分がすっきりとしている自分に気がついた。

 「…酔っぱらい達を倒してすっきりするなど、まだまだ…」

 まだまだ修行不足、と自分を諌めようとしたとき、そういえば
自分はもう、破門された身であることを思い出し
またも、暗い情念に囚われそうになった。

 首を左右にふり、何かを誤魔化すように何気なく、捨て置かれた財布を拾いあげて
そういえば、今夜、どうすればいいのだ? と気がついた。

 なんのあてもなく姉弟子の家を出てきたものの
その後、どうするかをまったく考えてなかった。

 野宿? いや、こんな酔っぱらい達がうろうろしてるだろう場所で野宿など
どう考えても危ない。

 そういえば、以前、父の用事に合わせて遠出をしていたときに
よく宿をとっていたことを思い出したフェイレンは

 「そうだ、宿をとろう」

 と、思い至った。

 幸か不幸か、さっきの酔っぱらいが財布ごと
金を置いてったので、この金を使えば
一晩ぐらいは、泊まれるんじゃないかと考え
今度こそフェイレンは、踵を返して繁华街に戻っていった。 【後書きもどき】

前回から九ヶ月…。
書けるまでに回復するまでにこれだけかかりました。

そして、この先、一体いつになったら
順調に書けるように、健康になれるやらと
少々、暗い気持ちにもなりますが
まあ、今は、久々に続きを書けたことを
素直に喜ぼうと想います。

ほんとは、もう少し書かないと
前回と合わせて、一区切りにはならないんですけど
書いてるうちに、ちょっと疲れたのもありながら
この辺で一区切りできそうだと思ったので
こんな形になりました。

それと、ときどき、FC2 小説に来ていただける方々へ。
大変、有り難く思っております。

少しでも、期待に応えたいのはやまやまでしたが
何分、未熟者故、自分の体調にどうしても左右されてしまい
第五章をお届けするのが遅くなりました。

どうか、お許しくださいますよう、お願い申し上げます。


話を後書きもどきに戻させて頂きます。

ちょっと自暴自棄になってるフェイレンですが
果たして、彼女の明日はどうなるのか?

引き続き、見守って頂ければ幸いです。


以上、後書きもどき、でした。



【追記】

本文の一部を、修正&削除しました。
(2015/07/31付)

後書きもどきを追加しました。
(2015/07/31付)

本文の一部を修正&追記しました。
(2015/07/31付)

更に、本文の一部を修正&削除しました。
(2015/07/31付)

本文を修正&追記しました。
(2015/07/31付)

この記事に、拍手クリックを頂きました。
拍手クリック、どうも、ありがとうございます。
(2015/08/01付)

本文を修正&追記しました。
(2015/08/01付)

本文を修正&追記しました。
(201509/29付)

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