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‐ 義侠心 ‐

――五日が過ぎた。

驚くことに、ほぼ毎日、ゴロツキの親分が訪れ
フェイレンに頭を下げてきた。

最初は固辞していたフェイレンも
ここまで、礼を尽くされては迷わずにはおれなかった。

そんなとき、ふと、彼女の頭をよぎるものがあった。

まだ、迷いはあったが、彼女は一つの決断をすることにした。

「俺達ではなく街を助けると思って、一つ、決めてくれんか?」
「…わかりました」
「おお、受けてくれるのか?」
「ですが、条件があります」
「条件?」
「正義を重んじ、弱きを助け、強気をくじく。 弱者を助けることによってのみ報酬を得
違法なことはしないこと、です」
「お、お前、まさか、それは…」
「はい、ゴロツキをやめて、義侠の徒となること。 これが、私の出す条件です。 のんで頂けますか?」
「こいつは、たまげた! 絵空事のような英雄譚のように、俺達に義侠心を持てというのか?!」
「絵空事でしょうか? 私たちが現実にすることができるならば、それは夢物語ではなくなります」
「……」
「親分! いくらなんでもこれは子供の理屈ですぜ!」
「…くっ。 くっくく。 まさか義侠の徒なんていう夢物語を現実にしよう、などと
確かに子供らしいといえばそうだが、どうやら、本気らしいな…」
「しかし、できると思ってるのか? 俺達がいきなり義侠の徒となった、などと言ったところで
街の住民が役人が、信用してくれるとも?」
「義を重んじ、名誉を求めず。 我ら義侠の徒。 ただ義を示す者なり」
「ふん。 五騎伝の一説だな。 皇帝がこの地に至る前の、戦乱の世にあって、国にも宗にも部族にも頼らず
戦乱に苦しむ民衆を助けていた輩がいた。 人々は彼らを義の体現者。 義人と呼んだ、という伝奇」
「つまりは、誰が認めようと認めまいと見返りを求めず、弱きを助け、強きをくじけということか」
「はい」
「報酬がねぇんじゃ生きていけねぇぞ!」
「受け取ってはいけない、ということではありません。 あくまで人助けの結果、お礼を貰えることがあるなら
それで生活していく、ということです」
「そんなものは、絵に描いた餅だ! うまくいきっこねぇ!!」
「…まぁ、待て。 いいだろう。 できるかどうかわからんが、やるだけやってみる、ということはできる」
「そ、そんな!」
「いくらなんでもそれは無理ってもんですぜ!!」
「やる前からできねぇと言ってるんじゃ、何もできん。 こいつがどこまでやれるか、見てみるのも面白いだろうよ」
「いいだろう、その条件を飲もう。 だが、忘れるなよ? もしもの場合の責任はお前がとるのだということをな…」
「わかっています」
「それならいい。 用心棒…というよりは、この組織の頭のようにお前がしばらくは好きにやってみるがいい。
俺達は、お前を見ている」
「はい!」

フェイレンの頭をよぎったもの。
それは、かつて、読んだ五騎伝の英雄達の姿だった。

修行に明け暮れる日々にあって、唯一、父が買ってくれた本があった。

幼い頃は、それを何度も何度も飽きることもせず、読み返し
いつか、自分も、優れた義人になりたいと思っていた頃を
彼女は思い出していた。

ゴロツキに協力はできない。
しかし、彼らが義人になろうとするなら、自分も力を貸すことができる。

それが、子供ながらに、力を貸す理由を考え続けた
彼女が辿り着いた、答えだった…。
【後書きもどき】

なんとか、ひと月更新を続けられて、ホッとしてます。
思ったより短めにはなってしまいましたが(苦笑)

ゴロツキの親分に、いいように翻弄されるかと思いきや
そこは子供だからこそ夢見る理想で、ゴロツキ達を
逆に翻弄させる、という展開、いかがでしたでしょうか?

義人に憧れる彼女の行動が、どういう結果に繋がっていくのか
次章で語られることになります。

これからも、コツコツと創作に励みます故
なにとぞ、応援をよろしくお願いします。

では、また、次章でお会い致しましょう♪
(ブログとツイッターでいつも会えるという突っ込みはなしの方向でw)


【追記】

この記事に、拍手クリックを頂きました。
拍手クリック、どうも、ありがとうございます。
(2016/06/01付)

新たに、この記事に、拍手クリックを頂きました。
拍手クリック、感謝致します。
(2016/06/04付)

また新たに、この記事に、拍手クリックを頂きました。
拍手クリック、有り難く存じます。
(2016/06/05付)

テーマ : オリジナル小説 - ジャンル : 小説・文学

 

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